御坊市は29日、議会9月定例会(5日開会)に提出する一般会計補正予算案を発表した。
追加額は11億6616万7000円で、新規事業では御坊総合運動公園避難路等整備事業1億円を計上。同公園東を通る農免道路から県暖地園芸センターの横を通って同公園に進入する道路の延長238㍍区間は現行の幅員が4㍍と狭く、工事で5・5㍍に拡幅する。道路下を通るボックスカルバートの老朽化に伴う取り替えのほか、道路沿いに新たに面積1000平方㍍の駐車場(約30台分)も整備する。予算が承認されれば、今年度中の完成を目指す。
同公園は津波の緊急避難場所や緊急消防援助隊の宿営場所になっており、緊急車両や大型車両がスムーズに通行できるようにする。財源には緊急防災・減災事業債を活用。交付税算入が7割あり、市の実質負担は3割。
ほか予算では同じく緊防債を活用して災害対応車の県内初導入に750万円。ワゴンタイプで宿泊できるようになっており、災害時の職員派遣や受け入れの際に活用する。災害時生活用水協力井戸支援事業補助金300万円では、市が登録を推進している協力井戸に手押しポンプを取りつけた場合などに上限10万円で補助する。
市の2024年度決算では13億6908万4000円の剰余金が出ており、今回の補正の歳入で財政調整基金に6億円を積み立て、同基金の25年度末残高見込みは38億2466万8000円となる。剰余金のうち1億円は公共施設等維持補修基金にも積み立てる。残りの剰余金は今後の補正財源とする。
定例会に提出する議案は補正予算含め29議案。うち12議案は市税など滞納者に対して請求していた督促状発送手数料50円の廃止に関する条例改正。


