清川小学校体育館で初日から熱のこもった打ち込み練習に励む選手たち

 近畿大学工学部空手道部(広島県東広島市)は今年も、26日からみなべ町清川の本誓寺「ふるさと道場」で恒例の合宿をスタートした。初日から清川小学校体育館で熱のこもった稽古に励み、大事な試合が続く後期へ向けて心身を鍛えている。

 同部の松元和昭監督と本誓寺前住職の赤松宗典さん(76)が空手の催しで知り合った縁で毎年、清川で合宿しており、今年24年目。

 同空手道部は全国屈指の強豪。4年生の豊田陽也主将は7月に行われた第69回全日本学生選手権大会で162人のトーナメントを勝ち上がり、見事チャンピオンに輝いた。部員17人のうち10選手が10月の国スポの各出身県代表選手に選ばれており、11月には全日本大学選手権、12月には都道府県対抗戦と大きな試合を控えている。

 初日午後、高速道路みなべインターを降りた所から清川まで約13㌔をランニングしたあと、清川小学校体育館で早速稽古。試合と同じスタイルで突き、蹴りの打ち込み練習を繰り返し、気合の入ったかけ声が響き渡っていた。

 松元監督は「和歌山出身のOBが手伝いに来てくれたり、地域の皆さんに料理を提供していただいたり、手づくりの合宿に本当に感謝している。全日本大学選手権で2年ぶり団体優勝など後期すべてのタイトルを取って皆さんに恩返ししたい」と意気込んだ。赤松さんは「毎年、若い人が挑戦する姿を見られて感激です。頑張ってほしい」と話している。