御坊市中央公民館で17日、平和を考えるつどい実行委員会主催の学習会「長谷川テルに学ぶ集い」が開かれる。
テルは、1912年(大正元)、山梨県生まれの反戦活動家。奈良女子高等師範学校(現奈良女子大)在学中に人工言語のエスペラント語を学び、その縁で36年(昭和11)に中国人留学生と結婚し、中国へ渡る。日中戦争が始まり、排日運動が激化するなか、日本人兵士向けに日本語で反戦を呼びかけた。
集いは午後1時半から始まり、第1部は長谷川テルの研究者でもある経済学者の山本恒人大阪経済大名誉教授が講演。第2部は45年前に放送されたテレビドラマ「長谷川テルの青春 望郷の星」を観賞する。入場無料。
主催の平和を考えるつどい実行委は毎年8月に平和を願うとうろう流しを続けてきたが、メンバーの高齢化等から川にとうろうを流す行事はおととしで終了。昨年はとうろうに火をともして戦争犠牲者を悼み、平和を祈願した。
約半世紀にわたり事務局長を務めてきた橋本武人さん(80)は、「戦後80年の区切りとして、私たちの活動も17日のつどいが最後となります。ぜひご参加ください」と話している。


