7月10日に和歌山市の紀三井寺公園野球場で開幕する第107回全国高校野球選手権和歌山大会の抽選会が20日、和歌山ビッグ愛で開かれ、連合の3チームを含む39校35チームの準々決勝までの組み合わせが決まった。本紙エリア7校はシードの日高がDゾーンに決まったほか、A~Cゾーンに各2校。甲子園出場に向け、まずはベスト4を目指す。

和歌山南陵、有田中央、貴志川の3校、笠田、紀北農芸の2校、新宮、新翔の2校が連合チームで参加。春季近畿地区大会県予選ベスト4の智弁和歌山、星林、日高、初芝橋本をシード校として、A~Dの各ゾーンに振り分けた後、残る31チームの主将らがくじを引いた。組み合わせは別表の通り
10日は開会式のみで試合は11日から。準決勝の組み合わせは、準々決勝の勝利校が順次抽選し、順調に日程が消化されれば準決勝は25日、決勝は27日。公立校終業式の18日と準決勝、決勝各前日の休養日は試合を行わない。
本紙エリア勢の組み合わせをみると、日高は和歌山商と、星林がシードのAゾーンでは紀央館が耐久と、日高中津が新宮・新翔と初戦。Bゾーンでは南部龍神が桐蔭と、有田中央・貴志川・和歌山南陵がシードの智弁和歌山とぶつかる。初芝橋本がシードのCゾーンでは南部が慶風と、和歌山高専が近大新宮と対戦。いずれも初戦突破で波に乗りたい。