
日高川町和佐、和歌山南陵高校(甲斐三樹彦校長)吹奏楽部の特別顧問に、世界的クラリネット奏者のフェルディナント・シュタイナー氏(オーストリア)が就任した。24日には初めて同校を訪れ、部員指導などが行われる。午後3時半からのクラリネットレッスンは一般も無料で聴講できる。
シュタイナー氏はモーツァルトの生まれ故郷ザルツブルクを本拠地とする、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の首席クラリネット奏者。同楽団はモーツァルト作品の演奏に関しては音楽の都ウィーン以上に正統派の伝統を継承するオーケストラとして知られている。
同校音楽教諭の竹下遼さんが国際親善音楽交流協会とつながりがあったことから、今回の特別顧問就任に至った。
問い合わせは和歌山南陵高校℡0738―53―0316。