立憲民主党県連は8日、夏の参院選和歌山選挙区(改選数1)に党公認で立候補を予定していた村上賀厚氏(65)の擁立取り下げを発表した。6日に立憲、日本維新の会の両党本部が候補者の一本化で合意したためだが、和歌山市内で記者会見した山本忠相県連代表は「公認権を持っているのは党本部だが、今回の決定は非常に不服のあるものだ」と悔しさをにじませた。県連は同選挙区を自主投票とし、維新候補の支援はせず、比例票の獲得を重点に参院選を戦う。
維新は、世論調査に基づく「野党間予備選」を行った結果だとする一方、立憲は「総合的な判断」による一本化で、予備選によるものとはしていない。
山本氏も、予備選の方法など協議したことは一切なく、「参加したつもりも、当事者になった覚えもない。向こう(維新)が一方的にやっていると言っているだけの話」と述べ、村上氏は「予備選をやったと言い、『村上は弱くて負けたんだ』みたいな感じで、とんでもない話だと思う。実際そんなことは全くやっていない」と不快感を示した。
公認が取り消されることを受け、無所属での立候補の可能性について問われた村上氏は支援団体との調整や体制を整える難しさなどから「今は考えていない」と否定した。


