「親中、媚中の自民党の打倒へ」 と会見で決意を示す本間氏(県庁記者クラブで)

 夏の参議院議員選挙和歌山選挙区(改選数1)に政治団体代表の新人本間奈々氏(56)=田辺市=が5日、NHK党の公認を受けて立候補することを表明した。

 本間氏は福岡県生まれで、早稲田大学法学部卒業、旧自治省の職員などを経て札幌市長選に出馬。2021年10月の衆院選和歌山3区と22年7月の参院選全国比例には新党くにもり代表として立候補し、同年11月の和歌山県知事選には無所属で出馬した。昨年10月の衆院選和歌山2区にも名乗りを上げたが、「参議院からくら替え出馬した世耕弘成氏の票が分散する」として、出馬を取りやめた。現在は政治団体「和歌山の未来をつくる会」の代表で、N党和歌山県支部長を務める。

 今回の参院選には自民党新人の二階伸康氏(47)が出馬すると聞いた瞬間に自身も立候補を決意したとし、「多くの人が親中、媚中の自民党に問題があると感じており、とっくに〝賞味期限〟がきている自民党の打倒が目標。自民党は物価高騰の中でも減税をする気がなく、私は『減税してほしい』という勢力として戦う」と訴えた。また、国の移民受け入れ政策には「極端に受け入れ過ぎ」と批判し、N党からの出馬については「NHKの受信料の問題は大いに賛同している」とした。

 ほか和歌山選挙区には二階氏、立憲民主党の村上賀厚氏(65)、日本維新の会の浦平美博氏(53)、参政党の林元政子氏(51)、無所属の望月良男氏(53)、無所属の末吉亜矢氏(54)の6新人がすでに立候補を表明しており、本間氏が7人目。ただ、立憲の村上氏については党本部によると「現況では出馬の予定に変わりありません」としているが、関係者によると維新との候補者一本化の影響で出馬を断念するという話も出ている。共産党も公認候補の擁立へ準備している。

 参院選和歌山選挙区では1947年4月の第1回選挙に6人が出馬したのが過去最多。