きょう6月6日は、近畿地方の平年の梅雨入り時期。しかし、今年は例年よりも遅れる見通しで、日本気象協会によれば、平年より10日程度遅い17日ごろになりそうだという。今年もっとも早く梅雨入りしたのは九州南部で5月16日。次いで奄美が19日、沖縄が22日だった。これら3地域が「北から南へ」という順序になったのは、1951年の統計開始以来初めてのことだ。また、台風の発生が今年になって5月までになかったのも異例で、2016年以来9年ぶり。世間で言われる「異常気象」の影響が背景にあるのかもしれない。
ところで、「梅雨」という字は「ばいう」とも読むが、一般には「つゆ」と読むことが多い。語源には諸説あり、雨に濡れてできる「露」から転じたという説、梅の実が熟し潰れやすくなる時期であることから「潰ゆ(ついゆ)」が変化したとする説、カビが生えやすい時期で、物が損われることを指す「費ゆ(ついゆ)」に由来するという説もある。
この時期は湿気が多く、どんよりとした天気が続く。気分が晴れず、「やる気が出ない」「イライラする」といった不調を感じる人も少なくない。こうした不調はストレスや自律神経の乱れに関係して、高温・高湿度や日照不足などの梅雨時期特有の気象状況が心に影響を与えている。
対策としては、朝日をしっかり浴びて生活リズムを整えること、エアコンや除湿器で室内の温度と湿度を調整することなどが有効。散歩や軽い運動で気分をリフレッシュさせることも大切である。
梅雨の6月は、心と体をメンテナンスし、曇天が続いても快適に過ごせるよう工夫しよう。心身を壊し、「費ゆ」にならないように気をつけたい。(雄)


