日高川町観光協会(石倉忠明会長)は26日の通常総会で、本年度から新しい土産物の開発に取り組むことを決めた。町特産の柑橘とチョコレートを使ったフランス伝統菓子オランジェットの商品化へ、加工は町内にチョコの製造拠点がある株式会社たにぐちに依頼。開発プロジェクトは7月から本格的に始動し、来年度中に完成させる計画としている。
日高川町の土産物は「釣鐘まんじゅう」が有名だが、地元の食材を使った新しい土産物を開発し、価格帯やジャンルを広げることが狙いとして、特産の柑橘と全国屈指のチョコレート生産規模を誇るたにぐち和歌山工場が町内にあることに着目。砂糖漬けの柑橘類の皮(ピール)をチョコレートで包んだ日高川町ならではのオランジェットの開発を目指す。
開発にはプロジェクトチームを結成し、定期的に企画会議などを開催。材料とする柑橘の種類、価格帯、パッケージのデザインなどを決定する。商品化に向けては東京・日本橋にあるフランス料理店「ラ・ぺ」の和歌山県出身オーナーの松本一平シェフに監修を依頼。順調に進めば、10月ごろまでに土産物のイメージを固め、その後にサンプルづくりに取り組み、来年度中に土産物として完成させる。
観光協会は6月20日まで開発プロジェクトチームのメンバーを募集中。観光協会員以外でも参加でき、「一緒に新しい土産を創りませんか」と呼びかけている。問い合わせは協会事務局℡0738-22-2041。
総会では、今年度計画としてヤッホー選手権、桜舞道成寺への協力などを決めた。役員改選も行い、会長に石倉さん、副会長に更井喜作さん、休山優美子さん、藏光俊輔さんがいずれも再任された。

