消費税減税や米価格で訴える松坂氏(Aコープゆら前)

 6月1日投開票の知事選挙で、共産党新人の松坂美知子氏(68)が22日、告示後初めて日高地方を訪れ、各市町で消費税の減税や米価の上昇対策について訴えた。

 由良町のAコープゆら前での街頭演説では、「物価高対策として最も効果的なのは消費税の減税だ」と強調。「一律5%にすれば、標準的な家庭で年間12万円の負担軽減になる。財源については、現在効果が乏しいとされる大企業や富裕層への約11兆円の減税措置を見直すことで確保し、その分を消費税の減税に充てるべきだ。国による大企業や富裕層への優遇にしっかりとメスを入れたい」と訴えた。

 米価の上昇には「国が消費量の減少を見越して減産政策を進めてきた結果だ」と批判。備蓄米の放出には「適正価格で店頭に並ぶまで国が責任を持って監視し、さらに長期的な安定供給のために、十分な支援が行われてこなかった農林水産業に本腰を入れ、農家が安定して経営できる環境を整え、後継者が育つ仕組みをつくっていきたい」と述べた。

 松坂氏は28日にも日高入りする。