岸本周平知事の死去に伴い5月15日告示、6月1日投開票される知事選挙で、自民党県連が推薦する候補者に宮﨑泉副知事(65)が最有力視されている。

 党県連は去る20日、代表役員会を開き、候補者選びを石田真敏会長や中村裕一幹事長、会長代行の国会議員らに一任することを確認。今週末までに方向性を示すことにしているが、関係者によると、選挙まで期間が短いことや行政経験が豊富で即戦力として期待できることから宮﨑氏に決まる可能性が高い。

 衆議院議員の石田会長(73)や前副知事の下宏氏(78)を推す声もあるが、年齢的なことや保守分裂を回避する狙いもあって、宮﨑副知事にまとまるとの見方が強い。宮﨑副知事本人は22日、記者団に出馬の意向を問われたが、「県政を支えていただいている方々が協議をしている最中。私からコメントは差し控えたい」と明言は避けた。

 宮﨑氏は1982年に県職員に採用され、人事課長や知事室長を経て2019年から教育長を務め、先月の県議会で副知事人事案が承認された。今月1日から副知事の任期が始まり、岸本知事の死去で職務代理者となっている。

 知事選に向けては2022年11月の前回選挙に候補者を擁立した共産党や、他党の動きも注目されている。