
日高川町鐘巻の道成寺で30日、伝統芸能公演「桜・舞・道成寺」が開催され、町内外から訪れた約200人がフラメンコや地元小学生の日本舞踊などを楽しんだ。
道成寺を古典芸能の聖地として確立しようと、文化振興と地域活性化の推進を図っている「おいでよ! 日高実行委員会」(石倉忠明会長)が主催。
舞台公演は毎年開催されており、今回は森久美子フラメンコ舞踊団を招き、フラメンコ舞踊劇「炎の道成寺~清姫伝説~」が上演された。約1時間にわたって「安珍清姫物語」をテーマにした西洋の情熱的なダンスが繰り広げられ、模型の釣り鐘を使って安珍が炎で焼かれる場面も演出。来場者は満開の桜の中、「和」と「洋」が融合した舞台をじっくりと観賞した。
ほか、鐘巻伝統芸能教室の小中学生10人もピンク色のかわいい着物姿で登場し、昨年11月から練習を重ねた「日本古謡 さくらさくら」など3曲を発表。日高高校箏曲部のメンバー16人も「雪月花によせて」「GRADATION~風の彩~」を演奏し、きれいな音色が境内に響いた。