ボールを手に意気込む有志(左が渡邊さん)

 由良町の有志が地域のつながりを深め、町を盛り上げようとドッジボール大会を企画した。大会は15日に体育センターで開かれ、集めた参加費は地域のスポーツ団体などに寄付される。

 里の渡邊正彦さん(42)を中心とする町民6人が、「町を盛り上げるために何かしたい」と立ち上がり、誰もが気軽に参加できるスポーツとしてドッジボール大会の開催を決めた。

 参加するのは由良地区の7区で、それぞれがチームを編成した。里区からは2チームが出場し、合計8チームでトーナメント戦を行う。

 参加費は20歳以上1人あたり500円で、その一部が寄付に充てられる。今回は町内の少年スポーツチームへの寄付を予定している。

 渡邊さんは「初めての取り組みなので不安もありますが、誰もが子どものころに遊んだドッジボールを通じて地域のつながりを強め、町の活性化につながればと思っています」と意気込みを語っている。