献花し、敬礼する宮本巡査㊧と三木巡査

 御坊署の新人警察官が10日、56年前に2人の警察官が犠牲になった由良町阿戸の現場に建つ殉職者慰霊碑を訪れ、気持ちを新たにした。

 1969年の2月9日未明、阿戸の里トンネル南約50㍍の国道42号で発生した交通事故現場で、小山眞之警部補(当時32歳)、新家文孝警部補(当時24歳)が、暴走車両による事故で殉職。その年の11月に慰霊碑が建立された。

 地域を愛し、愛される警察官になり、その職責の重さを感じてもらおう例年実施。1月31日に県警察学校を卒業、配属された三木悠聖巡査(19)=有田川町出身=、宮本惇希巡査(19)=新宮市=が清掃を行い、献花、敬礼した。三木巡査は「最期まで職務を遂行された先輩に追悼の意を表すとともに、私も職務に一層精励したい」と決意新た。宮本巡査は「職責の重さを感じるとともに、あらためて身の引き締まる思い。住民を守れる警察官になりたい」と話していた。