御坊市母子寡婦福祉連合会の研修会が２９日、福祉センターで開かれ、会員２０人が参加。講師に健康管理士の竹光美栄さん（７３）＝藤田町吉田＝を迎えて「健康で若々しい生活をする秘訣（ひけつ）」をテーマに聴いた。
竹光さんは大手化粧品メーカーで勤務していた経験を基に「年齢を重ねて化粧品だけで若々しくいられるのは無理」と感じ、自身も食べ物、運動、睡眠、人との交流など生活習慣に気を付けて若々しい見た目を維持する努力をしていることを紹介。食べ物については三大栄養素の糖質、脂質、たんぱく質の中でも特に体を作り、やる気などの神経伝達物質を作るたんぱく質が大切だと説明し、卵、牛乳、納豆、魚、肉などを、朝に摂取することが効果的だとアドバイスした。
逆に老化を促進するのは酸化、糖化、炎症であり、色の濃い野菜や果物を食べ、糖質は控え、添加物の多い食品は食べないことを勧め、「老化に抗う知識と努力が必要。たんぱく質をしっかり摂って若々しい体を作りましょう」と呼びかけた。
