
御坊市湯川町富安、イラストレーター中川貴雄さん(45)の新作絵本「パンダとうさん」が岩崎書店から出版された。これまで中川さんが描いた絵が使われた絵本の出版はあったが、自身で物語の内容から絵までを担当しての出版は初めて。同書店に作品を持ち込み2年がかかりで念願の絵本作家デビューにこぎつけた。
中川さんは大阪デザイナー専門学校イラストレーション学科を卒業し、イラストレーターとして活躍。人気絵本「わすれんぼうのサンタクロース」(中川ひろたか作)の絵を描いたことでも知られる。2021年からは本町商店街でトリノスギャラリーをオープンし、お絵描き教室やワークショップの開催、作家作品の展示会を開くなど活動の幅を広げている。
絵本の絵は過去10冊以上描いた経験があるが、「作・絵」が自分の名前となる作品の出版が夢だった。デビュー作の絵本はパンダのお父さんと人間の子どもが親子の設定で、主人公の子どもがお父さんの秘密を探っていくというちょっぴり笑えてほっこりする物語。愛きょうあふれるキャラクターの絵で楽しませてくれる。
中川さんは「年長から小学校低学年までの子どもに読んでもらえれば。これをきっかけに絵本作家としても頑張りたい」と話している。
定価1540円(税込み)。大丸文具店、工房marché、フロンティアキングのほか、全国の書店でも販売中。

