

成人の日(13日)を前に、美浜町と日高町で4日、「二十歳の集い」が行われた。両町とも振り袖やスーツ姿の出席者が友達との再会に笑顔満開。式典では誓いの言葉やバルーンリリースがあり、大人の責任と自覚を胸に晴れやかな表情で門出を祝った。
美浜町の「祝二十歳の集い」は中央公民館で行われ、対象者72人のうち、男性28人、女性25人の計53人が出席。籔内美和子町長は「人と人とのつながりを大切に」。新成人代表で繁田奈苗さん(和田)が記念品を受け取り、松本翔汰さん(吉原)が「地域の人々の温かさを胸に刻み誠実に歩んでいきます」、山川竜輝さん(同)が「地元にお店を出して、お世話になった方々に恩返しします」と誓った。中西悠吏さん(和田)は謝辞を述べた。
日高町の「二十歳を祝う式典」は中央公民館で行われ、対象者93人のうち男性34人、女性40人の計74人が出席。松本秀司町長は式辞で「何事にも失敗を恐れず、情熱と希望を持って一度しかない人生を歩んでください」と激励した。出席者代表で戸根乙翠(つぐみ)さん(高家)が記念品を受け取り、前田天勢さん(志賀)が「皆さんに感謝し、社会に貢献できる人間になります」と誓いの言葉。濵村碧翔さん(阿尾)の合図で風船を空に放した。