
JA紀州みなべいなみ花き部会スターチス部(山下勝也部長)は26日、南紀白浜空港到着ロビーに特大のスターチスリースを設置し、観光客を華やかに出迎えている。
同JAの主力であるスターチスを東京など全国にPRしようと初めての企画。フランス出身で印南町在住、フレッシュマートにクリスマスリースなどを出品しているビアラ・プルネルさん(28)と山下部長が中心になって制作。直径1・2㍍の特大サイズで、厚みを持たせるためにスギの枝などでリースを作り、白をベースに色とりどりのスターチスのブラシの部分2000本をワイヤーを使って取り付け、美しく目を引く作品に完成させた。
プルネルさんは「リースは永遠のシンボルで、産地が永遠に続くよう思いを込めました。自然の美しさを感じて、スターチスの魅力が伝わればうれしい」と願いを込め、山下部長は「私の夢は、全国の幼稚園児にチューリップやヒマワリのようにスターチスを知ってもらうこと。年末年始は特に東京など首都圏からの観光客が多く利用する白浜空港でスターチスの美しさを知ってもらい、知名度を上げるきっかけにしたい」と話している。