
みなべ町のみなべ自動車学校で18日、南部高校の原付通学生を対象にした安全教室が開かれ、1~3年生13人が事故に遭わないための運転を学んだ。
同校指導員が講師を務め、実際の教習コースで運転しながら勉強した。右折するときに衝突する「右直事故」が多いことから、安全に右折するタイミングを知る実験運転を実践。生徒運転の原付が直進し、指導員が右折役となって生徒の前を横切るように走行し、危険性を体感した。
指導員からは「相手がブレーキを踏んでくれたから事故にならなかったことが多いと思う。自分が右折するときは、十分な距離がある時に安全に行ってほしい」とアドバイスを受けた。片岡稜久君(2年)は「安全に右折する距離感を知ることができた。これからも安全運転したい」と話していた。