
日高川町三百瀬の紀道神社(間野常民宮司)に13日、来年の干支にちなんだヘビの絵と「巳」の字を書いた2枚の絵馬が奉納された。大みそかの31日に本殿正面に飾られる。
大きさは縦横それぞれ約1㍍。ヘビの絵は船津の氏子で水墨画華水会の会員、髙尾光子さん(77)と原陽子さん(77)の2人が描き、奉納は今年で11年目。字は平川の氏子、鳥居哲治さん(75)で、今年で19年連続。
絵は白いヘビと新春にちなんだ梅などを描き、「冬が終わってまた春(新年)がくる」という意味の「一陽来復」も入れた。字は「巳」と大きく書かれ、同神社の三徳「良縁成就」「家庭円満」「健康長寿」の言葉も記されている。
鳥居さんは「世界では戦争が起こっていますが、来年は平和な1年になってほしいですね」、間野宮司(79)は「毎年、寄贈していただいてありがたい。来年は平穏な年になることを祈っています」と話していた。