大小2種類のえとの置物を前に金﨑さん

 日高町原谷の原谷黒竹工房ぴかいち(金﨑まゆみ代表)で今年も新春に向け、町特産の黒竹を使った来年のえと「巳」の置物作りが行われている。

 黒竹のさらなる高付加価値化を図るため取り組んでいる2次加工した民芸品作り。メンバー5人がカットした黒竹を組み合わせ、かわいいヘビを一つ一つ手作りしている。

 置物は打ち出の小槌が描かれた色紙付きの大、とぐろを巻いた小の2種類で、価格は大が1100円、小が600円(いずれも税込み)。大小合わせて400個を生産する予定で、金﨑さんは「景気回復や、皆さんのお宅にも小判がザクザク出てくるように願いを込めています。ここ(ぴかいち)は原谷皇太神社のおひざ元。ご利益があるかな」と話している。

 12月20日ぐらいまでの注文で、年内の引き渡し可能。注文や問い合わせは金﨑さん℡090―5906―3466、金﨑竹材店℡0738―63―2101。