日高町の志賀小学校(玉置浩史校長、児童186人)で8日、開校150周年記念イベントが行われ、児童が風船を飛ばして節目を祝った。
バルーンリリースは運動場で学年別に順番で行い、それぞれ5秒前から元気よくカウントダウン。色とりどりの風船が空に舞い上がり、児童の笑顔とともに記念に花を添えた。
「志賀小 2024」の人文字もドローン撮影。児童会会長の辻空人君(6年)は「僕たちの学校にこんな歴史があるとは知りませんでした。バルーンを飛ばしたり、人文字を作ったり、とても楽しかった」、副会長の皆川馨子さん(5年)は「みんなで150周年をお祝いでき、記念にも、記憶にも残ってよかった」、玉置校長は「150年という歴史はとても長い。その節目の150周年に立ち会えたことをうれしく思います。学校はこの長い間、さまざまな出来事や多くの子どもたちを見守ってきました。これからも末永く、志賀小学校の子どもたちが『やさしく、かしこく、たくましく』育ってくれるよう見守ってほしい」と話していた。
同校は1874年10月23日、村落の小学校として開校し、翌75年9月15日に現在の名前に改称。1908年に2代目、37年に3代目、78年に4代目で現在の校舎が完成。2021年4月に比井小と統合し、昨年度の卒業証書は4767号を数える。日高町内では内原小でも19日、同じく開校150周年の行事が予定されている。