第78回国民スポーツ大会相撲競技が6日から8日まで、佐賀県玄海町社会体育館等で開かれ、箕島高校の杉本智斗勢選手(3年・野口小、河南中)がメンバーの和歌山チームが少年男子団体で2年連続準優勝した。杉本選手は副将として全試合に出場し、決勝以外はすべて勝利するなど大きく貢献した。
和歌山チームは箕島と和歌山商の精鋭5人で編成した。
団体の部は46チームが参加。予選リーグと決勝トーナメントで争った。和歌山は予選で沖縄、山口、宮城をいずれも5―0で圧倒し、決勝トーナメントに進出。1回戦は富山を4―1、準々決勝は熊本を5―0、準決勝も千葉を5―0で退けたが、決勝は鳥取に1―4で敗れた。
杉本選手は得意の押し、突きで7試合で6勝を挙げる活躍だったが、優勝を狙っていただけに悔しい準優勝となった。
団体戦予選リーグで全勝した選手だけが出場できる個人戦にも杉本選手が出場したが、上位入賞はならなかった。
杉本選手は「決勝で負けて悔しいです。応援していただいた方々に申し訳ない気持ちです」と話した。