迫力ある音色を奏でる日本センチュリー交響楽団

 日高川町の川辺西小学校(宮本智子校長)で4日、大阪に拠点を置くオーケストラ、日本センチュリー交響楽団の公演が行われ、1年生から6年生まで194人が迫力ある演奏に聴き入った。

 文科省の舞台芸術等総合支援事業の一環。楽団員約60人が来演し、オープニング曲はミハイル・グリンカの歌劇「ルスランとリュドミラ」。2曲目は同校の校歌で、児童も演奏に合わせて一緒にうたった。

 3曲目のヨーゼフ・シュトラウスの「ポルカ・シュネル」より「雷鳴と電光」は、子どもたちが奏者のすぐそばで鑑賞。アンコール曲(ドヴォルザークのスラブ舞曲)を含めて計8曲を演奏し、子どもたちは間近で生の音色に聴き入り、会場からは大きな拍手が上がった。

 曲の合間にはトランペット、フルート、ヴァイオリンなどの楽器紹介もあった。