今月11日の夜から喉の痛みや頭痛、発熱があり、12日に検査したところ、人生2度目のコロナが判明した。1度目の2022年12月は最高39・5度の熱が出て3日ほど高熱にうなされ、37度台に下がっても激しい喉の痛みと咳がしつこく残ったが、今回は38・6度が最高で次の日から37度台、38度台で推移したので、まだ大分まし。ウイルスは生き残るために変異して弱毒化するとされており、昨年5月から5類に移行されたコロナの弱毒化を、身をもって体感したと言えるだろう。かといって普通のかぜとしんどさが違うし、重症化のリスクもあるため、感染しないに越したことはない。
この小欄で何度も書いたが、筆者は元々、人のかぜなどをもらいやすいので感染対策を徹底している。世間的にマスクをしている人をあまり見なくなった現在も、常にマスク着用、うがい、手洗いをしており、決して油断していたわけではない。そうであっても2度も感染してしまう。かかる時はかかってしまうものなのか、それとも感染対策をしているからこそ、2度の感染で済んでいるのか。
現在、コロナの感染者数は全国的に増加傾向にある。流行している新たな変異株KP・3はこれまでの免疫が役に立たないとの話もあり、お盆の帰省や各地でのイベントなど、人と人が接する機会を経て、今月下旬にはさらに感染者が増加するとの予想も出ている。10月にはワクチンの定期接種がスタートするが、以前の接種からかなり期間が開いたいまの時期が一番、感染の確率が上がっているのかもしれず、可能ならワクチン接種の前倒しが必要かもしれない。
幸い、筆者は当面、感染は回避できそうである。 (吉)