アイスの食べ比べで正解と思う札を上げる参加者。正解に笑顔があふれていた

 高校生おんぱく部(小池舞歩部長)のイベント「ワクワク格付けチェック」が3日、御坊市の湯川小学校体育館で開かれ、親子連れら17人がテレビの人気企画をコピーした楽しい食べ比べなどに挑戦した。

 高校生おんぱく部は、日高地方活性化イベント「御坊日高博覧会(通称おんぱく)」を盛り上げようと2016年、高校生で発足。毎年プログラムを提供しており、今年度は初めてのイベント。小池部長らメンバー10人で企画から準備、運営を担当した。

 格付けチェックのお題は5問。ヤマハの最高級と最も安いトランペットの音の聞き分け、アイスの食べ比べ、高校生が描いた絵とAIが描いた絵の見分け、高級皿と百均の皿の見分け、みかんジュースの飲み比べで、順番にチャレンジ。

 最初のトランペットの聞き分けは全員正解で幸先のよいスタート。3種類のアイスの食べ比べも正解率が高かったが、皿の見分けと絵の見分けでは不正解も多く、正解が発表されるたびに笑顔と歓声が響き、盛り上がっていた。友達に誘われて参加した馬部兼太朗君(日高高2年)は「アイスはすぐに分かりました」と笑顔だった。

 全問正解した4人には格付けマスターとして、手作りの賞状が手渡された。