和歌山高専知能機械工学科3年の矢田勝聖さん(有功中学校出身)が5、6月に開かれた近畿規模のライフル射撃大会で活躍し、28日から広島県で開かれる全国高等学校ライフル射撃競技選手権大会出場を決めた。
5月に大阪府で開かれた近畿ライフル射撃選手権大会で種目(AR60J)優勝、6月に大阪で開かれた近畿高等学校春季ライフル射撃選手権大会で種目(AR60J)2位の成績を残し、県内の記録会などの成績も含めて選考され、全国出場が決まった。併せて第78回国民スポーツ大会の近畿ブロック大会(8月17・18日に和歌山県)出場も決めた。国スポについては昨年近畿で優勝し、本大会に出場している。
狩猟をしていた父親の知人の紹介で中学校2年生のころから弾が出ないBR(ビームライフル)を始め、全日本選手権に出場するなど活躍。段級試験などを経てAR(エアーライフル)を取得し、現在はAR、BRの両種目で大会に出場している。