21日に近畿地方で梅雨が明け、晴れ間が広がった。同時に猛暑日に迫る暑さとなり、お盆に向けた庭掃除をしていた筆者は、少し外にいただけだが軽い頭痛が1時間程度続いた。毎年この時期に気をつけなければならないのは熱中症だが、同時に新型コロナの感染にも注意を払わなければならない。

 コロナの感染者は今月から全国で拡大しており、厚生労働省によると、8~14日に全国約5000の定点医療機関から報告された新規感染は5万5072人で、増加は10週連続となり、1医療機関当たり11・18人。1カ月前と比べると3倍近くに急増している。和歌山も例外でなく、定点医療機関から報告された平均患者数は、前週の5・82人から4・4人増加し、10・22人になったと報告されている。

 注意しなければならないのは、発熱や倦怠感など初期症状が熱中症と見分けがつかないことだ。軽い熱中症であれば水分補給や涼しくしていれば回復するが、長引く場合はコロナを疑って医療機関を受診する必要がある。また熱中症で体力が低下し、コロナに感染しやすくなる危険性も指摘されている。そのため、コロナ対策としてのマスクは熱中症リスクを高めることにもなるので、着用するタイミングには注意が必要になる。

 過去に2回、コロナに感染した筆者だが、症状は2回目ではだいぶん軽度になった。それでも通常の風邪よりは辛く、感染防止のための自宅待機で普段の生活に支障が出ることも大きい。コロナは当面続くとみられているが、8月に入れば帰省などで人の動きが活発になり、さらに感染拡大が心配される。今年の夏は熱中症、コロナ、ともに警戒が必要だ。(城)