「感謝し、夢・希望・感動の試合、プレーをする」と力強く宣誓する和歌山南陵の渡邊主将

 第106回全国高校野球選手権和歌山大会は10日、紀三井寺公園野球場で開会式が行われ、和歌山南陵の渡邊蓮主将が選手宣誓、熱戦の火ぶたを切った。

 入場行進は前回優勝の市和歌山を先頭に連合チームが続き、出場39校36チームが紀北から順番に登場。本紙エリア勢も紀央館、日高、日高中津、和歌山南陵、和歌山高専、南部、南部龍神の順で熱戦の舞台を踏みしめた。

 県高校野球連盟の西上嘉人会長が開会あいさつ。選手宣誓で渡邊主将は「小さいころに夢描いた甲子園。多くの困難や壁に仲間と励まし合い、一歩ずつ前へ進んできました。野球ができる環境、指導してくださる監督、先生方、支えてくれる家族やチームメートに感謝し、夢、希望、感動を与えられるような試合をし、全力で正々堂々とプレーし、今までの選手権大会で一番熱い夏にすることを誓います」と力を込めた。