
日高町原谷の有限会社金﨑竹材店代表、金﨑昭仁さんが会長を務める黒竹を守る会が今年も、10月6日に竹工芸ワークショップを開催する。
昨年度から3カ年事業で取り組んでいる「耕作放棄地への黒竹植栽の取り組み」の一環で、黒竹を多くの人に知ってもらおうと昨年初めて開き、好評だったことから再び開催する。
世界的に活躍する竹工芸作家の四代目田辺竹雲斎氏(堺市)の弟子3人が訪れ、昨年と同じく黒竹を使った花籃(はなかご)「四海波(しかいなみ)」を作る。めったに体験できない本格的な工芸作品作りとなる。
当日は午後1時から内原保育所2階の公民館原谷分館で行う。定員15人程度(最大20人)を募集。参加費無料。定員になり次第締め切る。申し込みや詳しい問い合わせは金﨑会長℡090―4031―8121、℡0738―63―2101。
同会は県の農業農村活性化支援モデル事業の採択を受け、昨年度から3年かけて遊休農地の草刈りや石垣の修繕、植栽、獣害被害防止対策を行ってきたほか、黒竹の魅力を知ってもらうためのPR活動を行っている。金﨑会長は「黒竹の魅力を一人でも多くの人に知ってもらいたいので、この機会にぜひ参加して下さい」と話している。