絵の作品とともにディスプレーした商品をバックに「もぐら企画」のロゴを手にする中川さん㊧と藤原さん

 御坊市本町商店街の活性化を図ろうと、地元店主の有志がほんまちクリエイティブチーム・もぐら企画を設立し、「ART(アート)を日常に」と題した新たなプロジェクトをスタートさせた。絵やアクセサリーなどの作家を募集し、その作品を参加店の商品ディスプレーの一つとして展示。日常的にさりげなく芸術に親しんでもらえる環境づくりを目指す。

 もぐら企画は本町商店街にあるフロンティアキングの藤原晋作さん、トリノスギャラリーの中川貴雄さん、大丸文具店の切通正義さん、手作り雑貨マルシェの山本陽子さんがメンバー。空き店舗が増えて疲弊する商店街を何とか盛り上げようと熱い思いを持っている。今回、絵や木工製品、手作りアクセサリーなどジャンルを問わずに広く作家を募集し、プロジェクト参加店とマッチングして店内で展示。本格的な展示会とは違って、本町商店街に来れば自然な感じで芸術を感じることができるようにする。作家側にとっては自身の作品をPR、販売できる場となり、店主側にとってはアート作品を使ったオシャレなディスプレーの工夫などを通じて、やる気の醸成、店のレベルアップにもつなげる。現在、フロンティアキングでは先行して絵などを飾った商品ディスプレーを実践中。

 もぐら企画では作家を広く募り、商店についてはまず本町商店街を対象に募集中。軌道に乗れば本町の外にも広げていく考え。藤原さんは「〝アングラ〟な私たちがもぐらとなって、本町商店街の地盤から活性化に役立ちたいと思います。こういった取り組みが話題となり、空き店舗の活用にもつながれば」と話している。作家、参加店の募集、問い合わせはフロンティアキング℡0738―20―2043まで。