先日、5月に設置されたばかりのポケモンマンホール「ポケふた」をゲットしに、白浜、串本、那智勝浦町を巡ってきた。
ポケふたは株式会社ポケモンが全国の自治体と連携して展開するプロジェクト。スマホゲーム「ポケモンGO」とも連携し、ポケストップにもなっている。県内には先述の3町のほか、和歌山市、高野町にも設置された。
白浜はJR白浜駅前のロータリーにある。ポケモンはパンダをモチーフにした「ヤンチャム」。さすが観光客が行き交う場所。写真を撮る人、ポケGOを開いてスマホをシュッシュッとしている人もコンスタントに見かけた。
串本は今夏にオープンされる宇宙ふれあいホールソラミル(旧串本町古座分庁舎)の入り口前に。ポケモンは星の形をした「ピィ」とテレパシーの特性を持つ「リグレー」、特殊な磁場の影響を受けている「ジバコイル」が登場。背景にはロケットが描かれており、宇宙を感じる1枚。人はあまり居なかったが、ポケふた目的でやって来たドライバーや親子がちらほら。ソラミルがオープンし、ロケットの打ち上げがまた迫ったらたくさんの人が訪れるかも。
那智勝浦は熊野古道大門坂入口の観光案内所近くに設置。ポケモンは時の神様として大事にされている幻ポケモン「セレビィ」。熊野の神秘的な雰囲気をより引き立たせている。傍にはサッカーなでしこジャパンの記念モニュメントで八咫烏の像が鎮座しており、何だか神聖な気持ちになった気がした。
巡るのに6時間以上かかったが、それぞれの地域に合った空気を醸し出すポケふたを見ることができ楽しかった。これをきっかけに和歌山に訪れる人がぜひ増えれば。(鞘)