任期満了に伴う御坊市長選はきょう26日投開票。再選を目指す現職の三浦源吾氏(64)=島=と、新人の山本譲一氏(62)=薗=の一騎打ちに有権者の審判が下る。
三浦氏は「健康で明るく楽しく前向きに笑顔あふれるまちづくり」をテーマに防災対策、教育環境の充実、高齢者福祉、商工業振興などを掲げて運動を展開。山本氏は「現体制の打破、市民目線の行政を取り戻す」とし、公共工事の見直し、子育て支援、福祉の充実、地元業者の育成などを訴えてきた。今回、大きな争点がないため有権者のムードは低調となっており、投票率は60%を下回り、中には50%を割り込むとの見方もある。過去最低は2012年5月の58・25%だった。
26日の投票は午前7時から午後6時まで、市内30カ所の投票所で受け付け。開票作業は午後7時半から市役所1階ロビーで行われ、第1回発表は午後8時。第2回以降は30分ごとに発表し、午後9時までには確定票が出る見通し。両陣営の得票差が大きければ第1回、遅くとも第2回の発表で大勢が判明するとみられている。