20日にナゴヤ球場で行われたプロ野球ウエスタン・リーグの中日―オリックス戦に日高地方出身の2投手が登板し、中日ドラゴンズでは岡田俊哉投手(32)=美浜町出身=が約1年2カ月ぶりの復活マウンド。1回を5球で無安打に抑え、セーブを挙げた。

 岡田投手は3―2の9回に3番手登板。香月を144㌔の直球で左飛、広岡を145㌔の直球で右飛、池田を132㌔のスライダーで三直に仕留めた。最速は145㌔。

 昨年2月に春季キャンプ中の練習試合で右大腿骨を骨折。昨季オフに育成契約に切り替えてリハビリを続けていた。公式戦登板は2022年10月2日以来で、「より強くなって戻りたいというだけだったので、その形は一つ見せられたと思います」と笑顔を見せた。

 オリックス・バファローズは富山凌雅投手(26)=御坊市出身=は1―2の6回から2番手登板し、2回を投げて3安打1失点で負け投手に。2―2の7回に2死から決勝ソロを被弾した。

 東北楽天ゴールデンイーグルスの中島大輔選手(22)=日高川出身=は20、21日、カーミニーク球場でのイースタン・リーグの西武戦に先発出場。20日は1番・中堅で4打数無安打。チームは0―1で敗れた。21日は2番・中堅で4打数無安打で終わったが、チームは延長10回、2―0で勝利した。