御坊署を出発する青パト

 学校の新学期のスタートと春の全国交通安全運動(6~15日)に合わせ御坊署で8日、警察や自治体、地域防犯パトロール隊による子ども見守りパトロールと交通安全運動の出発式が行われた。

 署員をはじめ、北塩屋自主防犯パトロール隊、島東正自主防犯組織、御坊補導委員会、西富安地区安全パトロール隊、財部地区自主防犯パトロール隊、下野口防犯会、薗地区防犯組織、輪友会、同署管内6市町、御坊広域青少年補導センター、少年補導員、日高地方民警連絡協議会、御坊地区地域交通安全活動推進委員協議会、警友会御坊支部の各メンバーら合わせて約60人が庁舎前に整列。髙垣栄一署長が昨年管内で20歳未満が被害者となったのは、刑法犯167件のうち22件、人身交通事故47件のうち4件としたうえで、「『子どもを事件事故から守る』『交通事故を一件でも減らす』ことを決意し、街頭活動を強化していく。皆さんにも管内住民の安心安全のため、今後もパトロールや登下校時の見守り活動にご協力お願いします」と呼びかけた。

 交通課の丸山誠課長が出発を力強く宣言し、号令を合図に一斉乗車。署幹部や参加者に見送られて白バイ、パトカー、自主防犯隊や自治体の地域防犯パトカー(青パト)が街頭監視に出ていった。官民一体となった警戒活動で、事件の抑止や事故の防止に力を入れていく。