日高郡市ジュニアバレーボール連盟主催、本紙協賛の第24回日高新報杯兼第47回春季大会が7日、御坊市立体育館をメイン会場に開催され、9チームが参加して熱戦を展開した。新年度になって初の公式戦で、攻守に強さを発揮した南部男子が3年ぶり3回目の優勝を飾り、南部混合が準優勝。3位決定戦は内原が日高をフルセットの末に下した。
試合は3チームずつ3組に分かれて予選リーグを行い、抽選の後、全チームが決勝トーナメントで激突。南部男子は主将の岩﨑ら4年時に全国大会ブロックVを経験した5年生メンバーが躍動し、力強いサーブと安定したレシーブで攻守に強さを見せた。南部混合も主将の中本がチームをけん引。決勝は男子が接戦の第1セットをものにすると、勢いそのままにストレート勝ちし、混合も粘ったが及ばなかった。
南部の石上貴一代表は「男子は全国ブロック優勝メンバーが経験を生かしてプレーしていた。先輩の後を継いで今年一年また全国を目指してほしい」。「混合も決勝で意地を見せ、自信になったと思う」と話していた。個人賞、全試合結果、上位入賞チームのメンバーは次の通り。
【個人賞】優秀賞=藤山悠斗(南部男子)、立野令緒那(南部混合)▽敢闘賞=井上空奏(内原)、岡優芽(日高)、五島杏(稲原)、芝田藍(印南はまゆう)、亀井裕李亜(川辺ひかり)、木下生成(日高中津)、太田琉惺(美浜ひまわり)
【結果】《予選リーグ》1組=南部男子2―0川辺ひかり、稲原1―1川辺ひかり、南部男子2―0稲原▽2組=日高2―0日高中津、南部混合2―0日高中津、日高2―0南部混合▽3組=内原2―0美浜ひまわり、印南はまゆう2―0美浜ひまわり、内原2―0印南はまゆう《決勝トーナメント》1回戦=稲原2―1日高中津▽2回戦=南部男子2―0稲原、日高2―0美浜ひまわり、南部混合2―0印南はまゆう、内原2―1川辺ひかり▽準決勝=南部男子2―0日高、南部混合2―0内原▽3位決定戦=内原2―1日高▽決勝=南部男子2―0南部混合
【メンバー】南部男子=火縄陽子(監督)、立野静佳(コーチ)、石上貴一(マネジャー)、岩﨑寛太、大井飛慧、藤山悠斗、火縄侑生、立野柚希、溝脇那煌、大井瑛翔、木下郁弥、生駒奏明▽南部混合=石上貴一(監督)、中本いつみ、松尾奏亮、後藤大和、立野令緒那、後藤千夏、松尾寧音、後藤奏奈、立野由依菜▽内原=瀬口一真(監督)、河村尚子(コーチ)、河村葵、大仲美海、前田心結、中平結望、井上空奏、渡辺紗由、大仲匠、井上茉子