新入生代表で宣誓する三橋さん

 御坊市の日高看護専門学校(西森敬司学校長)で4日、第11期生の入学式が行われ、31人(男子7人、女子24人)が看護師への一歩を踏み出した。

 保護者や在校生、管理者の三浦源吾御坊市長をはじめ各首長、県議、実習先の病院関係者ら多くの来賓が出席。

 西森学校長はあいさつで、努力を惜しまない、周りの人への感謝の気持ちを忘れない、看護師としての夢や目標を持つ――の3つを実践するよう求め、「これから向き合う患者や家族は悩み、不安を抱えている。その辛さを理解し、患者と家族に寄り添う心優しい人になってほしい」とエールを送った。

 在校生歓迎の言葉では、3年生の濵井風武樹(ふぶき)さんが「ともに看護師を志す仲間として在校生一同力になりたい。日高看護専門学校が一層活気あふれる素晴らしい学校になるよう協力し、発展させていこう」と述べた。入学生を代表して三橋怜生(れお)さんが「仲間とともに励まし、支え合いながらこれからの困難や試練を乗り越え、それぞれが目指す理想の看護師像に向かって切磋琢磨していく」と宣誓した。