感謝状を受けた金理事長㊧と義援金目録を手にする岸本知事

 県遊技業協同組合は2日、県に能登半島地震の義援金100万円を託した。

 組合加盟の県内55店舗から集まった寄付。贈呈式には金貴如理事長、中島康仁専務理事、小西慶幸事務局長が出席し、金理事長が「紀伊半島でも地震、津波の被害が予想されており、明日はわが身であり、能登の被害は他人事ではない。少しでもお役に立てれば」。岸本周平知事は感謝状を手渡し、「多額の寄付を本当にありがとう。先日能登に行ってきたが、水道や道路の復旧はまだまだ。仮設住宅の建設も進まず大変な状況」と話した。

 県では先月、石川、新潟、富山の被災3県にそれまで寄せられた義援金を送金しており、今回の100万円は今後、他の義援金と一緒にあらためて送る予定。