ヨットで白崎クルージングを楽しむ参加者

 今年で9回目となる日高地方の地域活性化イベント、「御坊日高博覧会2024」=通称御博(おんぱく)=が31日、閉幕した。最終日はセーリングヨットで白崎クルージングのプログラムが行われ、4人が絶景を満喫した。

 山田道夫さん所有、操舵のヨットに乗り込み、由良港を午前10時に出港。さわやかな青空の下、約1時間かけて白崎へクルージング。日本のエーゲ海といわれる白崎海岸を海から眺め、格別の優越感にひたった。ヨットの上で昼食も楽しんだ。参加者からは「白崎は何度も来たけど、海から見られて感動しました」「豪華なお弁当を海の上で食べて、おしゃべりしてとっても楽しかった」と好評だった。

 今回はいつもより豪華な内容を提供するプレミアムおんぱくで、2月24日に開幕し、高校生おんぱく部らを含めて13の体験が提供された。運営するNAVEL(ネイヴル)谷口光代表は「初めての試みとしてプレミアムおんぱくにしたが、参加者からは大好評で、県外からの参加者が増えるなど新たな成果もあった。次回はこれまでのプログラムと今回のプレミアムも取り入れて開催したい」と話した。