空港ロビーで乗客に梅干しを配布

 県や一般社団法人日本ウェルビーイング推進協議会が展開しているウェルビーイング(心身ともによい状態)月間の企画で、みなべ町職員ら関係者15人がバレンタインデーの14日、白浜町の熊野白浜リゾート空港(南紀白浜空港)で利用客に個包装の梅干しをプレゼントした。

 空港から出発の3便と到着の3便の乗客が対象で、梅干しは紀州みなべ梅干協同組合(殿畑雅敏代表理事)と紀州みなべ梅干生産者協議会(岡大輔会長)が提供。職員らは梅色の法被を着て、「Well―being Month 2024 Welcome♡Umeboshi」などと書かれた看板を手に、乗客1人に2個、延べ900個を配った。

 乗客からは「バレンタインはチョコが定番ですが、梅干しをプレゼントされるのは初めてで驚きました。きょう一日元気に過ごせそう」「さすが日本一の梅の産地の取り組み。食べるのが楽しみ」などと好評。うめ課は「空港のご理解で実施させていただき、大変ありがたい。お客さまの反応もよく、機会があれば定期的に実施したい」と話していた。