ナイロン袋で作った気球を飛ばす

 日本宇宙少年団みなべ梅の里分団(細川安弘分団長)の活動が20日、上南部中学校体育館で行われ、小学4年~中学3年までの団員約20人が参加した。

 今回は熱気球について学習。気球内部が熱せられて上がる熱気球の仕組みについてYouTubeなどの動画を見たあと、体育館に移動し、ガスコンロを使って気球を飛ばす実験をした。紙で作った気球を飛ばしたり、自分たちでナイロン袋を使った簡易な熱気球も製作。気球がうまく上昇するための条件などについて実践しながら学んだ。

 この日は気温が15度と高かったため、気球内部と外部の温度差が生まれにくく、気球を高く上昇させることが難しかったようで、細川団長は「気球をうまく上昇させるためにはいろんな条件が必要ということが分かりましたね」と総括。団員の久保琴希君(上南部小6年)も「気球の形とかも関係していて、仕組みがよく分かりました」と話していた。