日高町、日高中学校の生徒会は22日、内原小学校で早寝早起きの大切さを伝える出前授業を行った。
生徒会長の山吹研蔵君(3年)、副会長の佐津那波さん(同)、竹山晴翔君(同)、川端淳平君(2年)、坂口空飛君(同)、川口颯斗君(同)の6人が訪問。体育館に集まった6年生50人を前に、スライドを使って早寝早起きの重要性などを解説した。
山吹会長は「何時間寝ていますか」などと質問しながら、「睡眠の質が上がると集中力や記憶の定着が高まり、勉強ができるようになる」「免疫力が上がって風邪をひきにくくなる」などと効果を分かりやすく説明。睡眠不足は蓄積されることも強調し、「7時間から8時間寝ることが大切。毎日同じ時間に寝て、起きるようにしましょう」と呼びかけた。
日高中では2021年度から「早寝早起き朝ごはん」運動を推進し、講師を招いた勉強会等で知識を深めている。昨年度には文部科学大臣表彰を受賞し、今年度も生徒たちが朝ごはん作りに取り組むなど活動を継続している。出前授業はこれから日高中に進学する小学生にも知ってもらおうと昨年度から行っている。