発行された設立75周年記念誌

 日高医師会(中島彰一会長)は昨年、1948年3月の設立から75年の節目を迎え、記念誌「日高医師会の年表 日高の医人」を発行した。

 現在の会員は約100人で、御坊市、日高町、日高川町、美浜町、由良町、印南町、みなべ町の開業医とひだか病院、和歌山病院、北出病院、北裏病院で構成。

 1998年に50周年誌、2008年に60周年史を発行し、今回の75周年記念誌には08年~23年まで15年間の年表や全国学校保健・学校医大会、日高臨床医勉強会の内容をまとめた学術記録などを掲載した。70周年記念式典の祝賀会、親睦旅行などの写真も「思い出のアルバム」として載せている。全285㌻。

 中島会長は「最近3年間は新型コロナウイルス感染症の対応で、ワクチン接種、発熱外来の実施など100年に一度の大禍に日高医師会は一丸となって対処しました。今後、人口減少により医療事情は大きく変化すると思われますが、団結して引き続き地域医療に貢献していきたいと考えています」と綴っている。