2024年が始まった。今年は元日から初詣や近所で、中学時代の同級生と会い、久しぶりに話ができた。その同級生たちと会うのは数年ぶり。それぞれ元気そうでうれしかった。そんないい感じの年明けだったが、国内では三が日から能登半島地震、羽田空港での航空機事故があり、日高地方でも日高町で交通死亡事故が発生。暗いニュースが続いた。

 話は変わるが、8日は成人の日。おととしの民法改正で成年年齢が18歳に引き下げられたが、県内での「成人式」は全ての市町村で従来通り開催年度に20歳を迎える人を対象に行われている。県内全体の対象者は男性4409人、女性4236人の合わせて8645人。前年と比べて20人少なく、データが残っている1983以降で最も少なくなった。取材した美浜町では首長や来賓らから激励を受けて決意新た。少なくなったとはいえ同級生らとの再会に笑顔があふれていた。

 一方、代表者による誓いの言葉には感謝がいっぱい。一人は「美浜町では人に恵まれここまで成長できたと思っています。地域の方々、先生方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。両親にはこの美浜町に引っ越しを決めてくれたことを感謝しています」、もう一人も「両親、友人、先生方、地域の皆さまのおかげできょうという日を迎えることができました。深く感謝申し上げます」と述べた。

 私事だが、我が家も日ごろから感謝を大切にしている。先日も食材の管理から献立や買い物を考えて調理までしてくれている妻に「ありがとう」。どう受け取ったかは別として口にするのは大切。悪口は自分に返ってくると言われるがポジティブな言動も同じだろう。感謝で前向きな一年になれば。(笑)