日高川町の発注工事をめぐる汚職事件で、加重収賄などの罪に問われている元副町長小早川幸信被告(66)=三佐=と、贈賄罪などに問われている建設会社元代表取締役駒場一仁被告(60)=高津尾=の初公判が25日、和歌山地裁で行われた。起訴内容について、小早川被告は「間違いございません」、駒場被告も「認めます」と認めた。

 起訴状では小中学校の改修工事の指名競争入札3件で、小早川被告は最低制限価格の算定根拠となる基準価格を駒場被告に教え、謝礼として計70万円を受け取ったとしている。

 検察側は冒頭陳述で「小早川被告は公共工事を実質的に取り仕切っていた」「副町長室で駒場被告から現金を受け取った」などと指摘した。

 小早川被告、駒場被告とも黒っぽいスーツ姿で出廷。小早川被告はマスクをつけ、終始下を向いたまま。駒場被告もやや下向き加減だったが、検察側の冒頭陳述が始まると、しっかりと検察官を見つめる場面もあった。

 次回の公判は小早川被告は来年2月8日、駒場被告が1月23日に行われる。