先日、美浜町地域福祉センターで、支え合いの地域づくりフォーラムが開かれ、取材した。町民ら約100人が参加。「みんなでつくる地域づくり! 美浜町!」をテーマに行政から町の高齢者・介護保険の現状や住民力についての説明、基調講演、住民主体の地域づくり活動報告が行われた。

 活動報告では浜ノ瀬地区の活動について村岡茂区長、入山盛り上げ隊の活動を椎﨑ひろ子さん、がんばれ百百(もも)ちゃんクラブおたすけ隊は和田西老人クラブ寿会の濱田操会長が発表。村岡さんは防災訓練や夏祭り、いきいき百歳体操、グラウンドゴルフを挙げ、「笑顔で過ごせる地域づくりが大切。原点はコミュニケーション、輪です。笑顔が絶えない地区になれば」と力を込めた。椎﨑さんは行事を進めるうえでの「隊員が得意とする行事で楽しく活躍」「子どもクラブ・母親クラブ・地域との連携を密に」「地域の方の協力を大事に」の約束を説明し、「みんなで力を合わせ、助け合いながら、地域づくりができれば。元気で楽しく活動していきたい」。濱田さんは「見守り」「おたすけ」「交流の場づくり」「子どもクラブへのお手伝い」を紹介し、「したいことがいっぱい。地域の方の声を大切に、みんなで話し合いながらモットーの見守り、助け合い活動を続けていきたい」と話した。

 人生100年時代といわれ、少子「超」高齢化のなか、住み慣れた地域で安心して暮らし続けるためには、考え方を変え、年齢に関係なくできる人ができる範囲で助け合うことが大切という。3団体を見本に、お互いさまの助け合いや元気なつながり、支え合いの地域づくりが広がれば。(笑)