糸原㊨、小幡選手と記念撮影

 和歌山御坊ボーイズ硬式野球協会主催の第9回タイガースカップ少年野球大会が26日に開幕。御坊市民球場で開会式が行われ、力強い選手宣誓で熱戦の火ぶたを切ったほか、38年ぶり日本一に輝いた阪神タイガースの糸原健斗内野手(31)と小幡竜平内野手(23)がゲストで訪れ、花を添えた。

 日高地方など19チームが参加。山﨑幸二会長は中島大輔外野手(御坊タイガース出身)と泉口友汰内野手(日高マリナーズ出身)のプロ入りを紹介し「日高地方からもプロ野球選手が生まれている。皆さんもそんな選手になれるように努力してほしい」とあいさつした。大会名誉会長の二階俊博衆院議員の代理で秘書の長男俊樹さんも選手にエールを送った。

 選手宣誓は藤田・アストロボーイズ合同の富山星空主将(6年)が務め、「仲間と野球ができることに感謝し、最後の一球まで諦めることなく正々堂々とプレーすることを誓います」と宣言した。

 糸原、小幡両選手は富山主将に贈った阪神タイガースのユニホームにサイン。始球式では糸原選手が投手、小幡選手が打席に立ち、上南部の硲健真選手が捕手を務めた。参加チームと一緒に記念撮影も行い、子どもたちと気さくに交流した。糸原、小幡両選手とも「野球を楽しむことを忘れずに、思う存分プレーしてほしい」と選手を激励した。