日高川町議会の総務文教常任委員会（堀辰雄委員長）と産建厚生常任委員会（熊谷重美委員長）は１４日、川原河を拠点として一部事業がスタートしている新スマート物流事業について、株式会社ＮＥＸＴ ＤＥＬＩＶＥＲＹ（ネクストデリバリー）から業務内容などを視察した。
同事業は過疎地にドローンや貨物自動車を使って荷物などを届ける事業。７月に川原河地内に拠点となるスカイハブ日高川店を設置し、車でのお年寄りらに買い物代行やフードデリバリーのサービスを行っている。
視察ではネクストデリバリー責任者の三浦愛さんが、「今までの利用は２０件。今後はドローンも活用して連携店舗を拡大し、扱える商品などを増やしていきたい。家中サービスや見守りサービスも行っていきたい」などと述べた。委員からは「新聞が届かなくなっているが、いつごろに配送できるようになるのか」との質問があり、三浦さんは「今後も協議を重ね、今年中に配達の仕組みづくりを進めていきたい」と答えた。ドローンの飛行も見学した。
午後からは各委員会がそれぞれに分かれ、改修中の川原河小学校や法事トンネル工事現場などを視察した。
