天寶神社の参道に咲いたアサマリンドウ

 みなべ町清川の天寶(てんぽう)神社の参道で、アサマリンドウの花が見頃を迎えている。

 アサマリンドウは紀伊半島や四国地方、九州などに分布し、最初に発見された三重県の朝熊(あさま)山にちなんで名づけられた。薄い紫色で上を向いて咲く花が特徴。町の文化財にも指定されている。

 天寶神社は約500年以上前に創建されたといわれ、境内の樹木が生い茂る環境はアサマリンドウの生育に適しているため貴重な群生地。今週末の4・5日には天寶神社の秋祭りも開催され、祭りを彩ることができそう。