英霊の冥福を祈って焼香する遺族

 日高川町遺族会(西川榮一会長)は28日、日高川交流センターで戦没者追悼法要を行い、遺族らが英霊925柱の冥福と恒久平和を祈った。

 西川会長は追悼の辞で、「世界ではいまなお戦争や紛争が絶えず、悲しみが繰り返されています。恒久平和と生命の尊さを令和の時代でもしっかりと語り継ぎ、悲しい歴史を二度と繰り返さないことをお誓い申し上げます」と述べ、久留米啓史町長も「平和の尊さを次世代に伝えていくことが重要な責務」と恒久平和に努力することを誓った。

 円通寺(玄子)の豊嶋英雄住職、長泉寺(千津川)の岡崎秀信住職、栄林寺(入野)の山下勝顕住職の3人が導師を務め、参列した遺族一人ひとりが焼香した。